
ワタナベ:さて、今日はかおるとワタナベで、「生き方展ライター陣アフター座談会 第1弾」をお届けしようと思います。
かおる:唐突だね。アフター座談会とは??
ワタナベ:生き方展はいろんな人の生き方について気の赴くままに話を聞いて記事にしたりしているじゃない?
かおる:うんうん。
ワタナベ:そうやって話を聞く中で、私たちが気になったことについて、とりとめもなく話してみようという会です。
かおる:なるほど。
ワタナベ:そういう記事なので、ゆるく始まるよ。
もくじ

ワタナベ:今日は先日アップした記事「サラリーマンに向いてる人ってどんな人?~前向きに会社員をやっている人の話を聞いてみた~」について話したいんだよね。
私たちはどちらかというと、フットワーク軽く転職してきたから、一つの会社に長く勤めている彼の話はとても面白かったなと。
かおる:彼のマインドはとっても参考になったよね。
1つの会社に長く勤めている人のモチベーションの源や、重視していることが分かったし。
ワタナベ:ね。転職する人もしない人も目的は同じで、自分の人生をいかに豊かにするかを考えているんだよなと改めて思った。幸せに生きるためには、働き方一つとってもいろんな道があるんだよね。
かおる:彼の話を聞いていて、同じ会社に長く居る人だって、もちろん働く上でいろいろな問題に直面しているんだなと思ったんだけど。
その問題の解決を図るときに他社に目が向く人と、社内に目が向く人にはどんな違いがあるんだろう?
ワタナベ:転職するか?しないか?で悩んでる人も多いご時世だろうから、そこを考えてみるのはいいかも。
林くんは「自分を必要としてくれる」っていうのを大事な要素として挙げてくれたよね。
かおる:それでいうと、私は「社内からの評価」みたいなことにあまり重きを置いてないかも……
自己評価が主軸だから、自分で納得がいっていないと、人に評価されてもあまり腹落ちしないんだよね。
ワタナベ:それはわかる。私は人からの評価がどうでもいいわけじゃないけど、結局自分で本当に自信持てていることじゃない限り、褒めてもらってもいまいち響かない。
かおる:これは私がひねくれてるのかもしれないけど、特に上司に褒めてもらう時なんかは「いいように使おうとしてるんじゃないか?」って疑ってしまう(笑)
ワタナベ:それもちょっとわかるわ(笑)
そもそも、社内からの評価よりも社外から見た評価というか、自分のキャリアにプラスになっているか?成長できているか?という部分が気になる。
かおる:どの会社でも通用する能力を身に着けることが重要、ってことだね。
ワタナベ:うん。別に常に転職のことを考えているわけではないけど、今の会社に居続けたいと思っていたとしても、一生同じ会社に居られる保証はないし。
いざという時に備えているのかもしれない。
かおる:私は、給与や言葉よりも「自分のやりたいことをやらせてもらえる」時が一番評価されてるって感じるかも。
ワタナベ:なるほど。
かおる:コマの一つとして働く、というのが苦手な気がしていて。能動的にアピールして、それを受け入れてもらえた時が一番やる気が出る。
ワタナベ:それはあるね。ただ、全員がやりたいことをやっていたらたぶん会社って回らなくなっちゃうし、評価されているからこそやりたくない仕事を任されるっていうパターンもあるなあ。
かおる:確かにね。
ワタナベ:まだ定年まで30年くらいあるけど、もし今の会社にそれまでずっといるとしたら、「会社が勝ち残っていくためにやらなきゃいけないこと」の優先度がどうしても高くなるしね……
かおる:それがマッチしなくなった時に、「転職」っていう選択肢が現実的になってくるのかな。
ワタナベ:そうかも。自分のやりたいことと、会社のやるべきことが一致しているのが一番幸せだもんね。
かおる:目指す方向さえ合っていれば、付随してくる必要な仕事はたいてい苦じゃないんだけど、そこがずれているとどうしてもストレスになるよね。

ワタナベ:会社全体の方向性が自分とずれちゃっているときは難しいけど、仕事内容だけであれば林くんみたいに「異動」して社内で別の仕事をするっていう選択肢もあるよね。
かおる:うん。私は転職の経験もあるけど、今の会社では転職ではなくて社内でやりたい仕事につけるように頑張ってみようと思ってる。まだ社内に興味のある仕事があるから。
ワタナベ:いいじゃん!そういう場所があるときは、やっぱりまず試してみたいよね。
そういう選択肢は吟味した上で、最終的にそれでも会社全体と方向性が合わない時は、外に出るのも一つの選択肢ってことだ。
かおる:もともと中途採用はビジョンのすり合わせをした上で入社してるから、例えば一時的には会社の都合で当初希望とずれてしまったとしても、最終的にはキャリアに即した仕事を任せてほしいなと思うし。
この期間は会社に歩みよる、ここからは主張する、という期限を決めて、それでも会社が寄り添ってくれなかったらその時は外に出た方が早いって思う。
ワタナベ:これまでのキャリアや希望するキャリアとあまりにもずれた仕事だと、長期間やるのはしんどいよね。1年1年が大事だなと思う。
かおる:林くんの話にあった会社と、会社の人たちが好きだ、みたいな感覚、すごく素敵だなと思ったんだけど、私はその感覚、社内外問わずかも。「一緒に仕事をする社外の人」が好き!って気持ちになることも多いんだよね。
ワタナベ:わかる!! 自分の仕事を一番近くで見てくれてるのって案外客先だったりもするしね。
だから、客先からの信頼を感じる瞬間はとても嬉しい。
たまたま、社外とそういう関わり方をする仕事だからっていうのもあると思うけど。
かおる:私も、お客さんと二人三脚で動いているから、同じ目標に向かって一緒に走っている仲間、っていう意識が強いんだよね。信頼関係が強固なんだと思う。
ワタナベ:たしかに、むしろ社内の方が客観的に自分たちの仕事を評価してくれる人、っていう立ち位置になりがちかもしれない。
かおる:前に適性検査受けた時「どこにやりがいを感じるか」のテストがあったんだけど、私7割くらいが「顧客への貢献」だったんだよね(笑)
もともとの適正もあるのかも。
ワタナベ:私もその試験受けたらそうなるんだろうか(笑)

ワタナベ:社員旅行については話さなくてはならない!
かおる:社会人1年目の時「社内でのコミュニケーションを取るための大切な時間だから行かないと!」って上司に言われて、それは一理あるしちゃんと参加はしてたんだけど。
ワタナベ:内容の問題な気がするんだよな~
前の話でも出たけど、THE 団体行動!みたいな社員旅行は結構息苦しい……
コミュニケーションの面では林くんの言ってたとおりなんだけど、逆に超大人数の社員旅行で取れるコミュニケーションって限られている、という側面もあると思う。
かおる:むしろグループワークとかの方が、普段話さない他部署とコミュニケーション取れるのかもね。
ワタナベ:休みにせよ平日にせよ、やっぱり仕事でも勉強でもコミュニケーションでも、それぞれにやりたいことっていっぱいあると思うから、効率のいい形でコミュニケーション取れる場が欲しい、とは思うよね。
かおる:社員旅行も福利厚生の一つの選択肢として用意してくれるのはすごくいいことだと思うけど、もっといろんなコミュニケーションの形があってもいいよね。
ワタナベ:コロナ禍でコミュニケーションの取り方も変わってきてるしね。
かおる:だね。チームワークを高めたり、コミュニケーションを取る方法も多様化してきてるから、旅行っていう形は必須じゃないかもなあと思う。
ワタナベ:あって悪いものじゃないけど、やっぱり強制されないのがいいな~というのが本音だね(笑)
かおる:こんなところかな?
ワタナベ:そうだね。林くんの話を聞いて気になったことをとりとめもなく話す会。
かおる:本当にとりとめもなかった(笑)
ワタナベ:まあ、たまにはこういう激ゆるな記事があってもいいでしょう!
それでは、また次の記事で!